本好き某の備忘録

同人誌の告知、正誤表、内容更新、本・図書館などのあれこれの記録など

文アルコラボ「没後30年 井伏鱒二展 アチラコチラデブンガクカタル(神奈川近代文学館)※現在は終了」(2023年10月)

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間が空いてしまいましたが、旅の記録です。

去る2023年10月末、神奈川近代文学館が文アルとコラボするというので見に行きました。

特別展「没後30年 井伏鱒二展 アチラコチラデブンガクカタル」(会期:2023年9月30日(土)~11月26日(日

https://www.kanabun.or.jp/exhibition/18737/

神奈川近代文学館さんといえば、今まで文スト*1とコラボされているのは知っていたのですが、今回、文アルとコラボするのは2回目*2だそうです。

↓作者が3年前に行った「新青年」展

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(文豪乱歩も文ストも好きなので。この時、さいたま文学館の方でも文アルコラボ「没後55年記念 江戸川乱歩と猟奇耽異」があったので両方巡りました。)

また、見に行ったのにはもう一つ理由があり

www3.nhk.or.jp

今年、実践女子大学の研究グループが発見した、太宰治の新資料(書簡)が展示されると聞き、「これは行かねば!」と思い立ち行ってきました。

記録の前に:井伏鱒二とは?(ざっくり)

・代表作:「山椒魚」「厄除け詩集」「黒い雨」(山椒魚は悲しんだ!、サヨナラダケガ人生ダというフレーズだったら、教科書などで見たことがあるor聞き覚えある人も多いのでは)「黒い雨」は原爆についてのノンフィクション小説。

ドリトル先生の翻訳などもしている人。

太宰治の師匠。太宰の面倒を見ていた。

展示について(特に印象に残った展示など)

展示の構成は、最初の展示室で「幼少期〜作家になるまで」「作品の紹介」「井伏にまつわる人々・作家①」、もう一つの展示室で「杉並での暮らし」「趣味・好きだったもの」「井伏にまつわる人々・作家②」が紹介されていました。

 

以下、印象に残った箇所を一部。(順不同)

 

(冒頭)

編集委員の方から井伏鱒二への手紙が展示。生前会うことが叶わなかった井伏鱒二への熱い思いが綴られていました。

 

(中学時代)

森鴎外が新聞に連載していた「伊沢蘭軒」について、朽木三助という老人のふりをして「ここの内容が史実と違う!」という悪戯の手紙を送った。理由は、森鴎外の手紙が欲しかったから。そしてなんと森鴎外自身から反論の手紙をもらった。

ただ、慌てた井伏は「その老人は亡くなりました」と返信。

ちなみに、この井伏が送った書簡は、森鴎外伊沢蘭軒資料の中に綴じ込まれている。

後年、井伏はこの件について「森鴎外に詫びる件」という文章で悪戯のことを告白している(だいぶとんでもない悪戯してますね…)

・早稲田に入学するも、教授と衝突して休学。復学の希望を出すも、その教授が反対して退学に。

・また、大学の親友、青木南八もこの頃自殺してしまう。井伏は、彼からもらった手紙を形見として戦時中も持ち歩いていた。

 

(作品など)

・漢訳

「サヨナラダケガ〜」の文が有名ですが、他にも様々な漢詩を翻訳している。

・黒い雨

実は被爆者の方(重松静馬)の日記を元に書かれた。二人の交流の資料(書簡など)も展示されていた。

ドリトル先生

(翻訳のきっかけ)元々原書を取り寄せたのは石井桃子。彼女が近所に住んでいた井伏に依頼した。

 

(太宰との交流について)

・太宰から「会ってくれないと自殺する」という手紙が届いたところから交流開始。

・井伏が、太宰と井伏の長男が将棋を指している絵を描いたとき、誤って太宰の鼻に赤いインクが付いてしまい恨まれた。

・井伏→佐藤春夫に宛てた手紙

太宰の入院中の様子について

太宰が「騙された!」と怒っているらしいので、私(井伏)は当分太宰に会いに行かない、面と向かうと喧嘩したくなる、と書簡に書かれていた。

www.nhk.or.jp

(ただ近くにあった別の資料で、入院させた経緯は「最後にもう一度注射打たせてやるから!」みたいなことを太宰に言って病院に連れて行く→入院させた感じだったとか?)

・太宰が死んだとき、葬式で井伏は声を上げて泣いた。弔辞では、「太宰は絶えず悩みを生み出して自分で苦しんでいた人」と述べた。

・将棋が好きだった井伏は、太宰とも指した。太宰は、自分が負けそうになると将棋自体を全否定する発言をし、自分が勝ちそうだったらとても喜んだそうな。(可愛い)

 

(その他)

・生前の映像も流れていました。(近くの小学校が、周年記念の一環で井伏にインタビューするため自宅を訪問)

 

以上の箇所が印象に残った&好きな場所でした。

神奈川近代文学館さんのここがいいなと思ったところ

・展示されている資料が豊富。

3年前に行った時もそうだったのですが、展示の量がボリュームたっぷりなので、2〜3時間くらい滞在していました。滞在できちゃうんですよ、本当に。

・展示はどこから見てもいい

会場案内図に「決まった順路はありません。自由に散策しながらお楽しみください」書いてありましたが、確かにどこから見ても見やすい展示でした。

というのも、神奈川近代文学館さんの企画展の部屋は、上から見ると円形のような形をしており、今回の資料は壁面と、室内に放射状に置かれたガラスケースに展示されていました。

施設概要(神奈川近代文学館

https://www.kanabun.or.jp/guidance/facility-guidance/

展示内容は(一部例外もありますが)入り口から壁面に沿って反時計回りに歩くと時代が進むのですが、主に壁面では作品の展示、室内に置かれたガラスケースの方では、関わりのあった人物の展示、という風になっていました。

そのため、壁面に沿って順に見るのもよし、壁面→関連作家の展示を交互に見るのもよしと、やや人が増えた時でも、「あ、じゃあこっち見よう」がしやすかったです。

 

文アルコラボ

企画展の入り口に、左から佐藤春夫井伏鱒二太宰治のパネルが立っていました。師弟関係のある三人ですね。

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また、展示にまつわるクイズ企画もあり、回答してポストカードも無事ゲットしました。

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回答後、用紙の裏面にスタンプ押してもらったのですが、ゲーム内のモチーフである歯車のデザインになっていて嬉しかったです。

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終わりに

本展のチケットの裏面によると、今月2日から来年1月21日まで「芥川龍之介から中島敦まで」の展示を行なっているそうです。(うわ見たい…)

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常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち」

https://www.kanabun.or.jp/exhibition/328/

 

そしてさらに!来年の2024年2月6日(火)~3月24日(日)に、その続編で「第3部 太宰治三島由紀夫から現代まで」が開催され、今度は文ストコラボをするそうです。

(しかも太宰と安吾の名前が太字で強調されている)

無頼派好きなのでめちゃめちゃ行きたいですね…!(行ける…行けるか…?)

 

文豪ストレイドッグス」とのコラボ企画を実施します!

https://www.kanabun.or.jp/news/19323/

 

(補足)ちなみに、神奈川近代文学館さんのある「港の見える丘公園」、文スト作中のモデルになった場所でもあります。探偵社とポートマフィアが密談する時ですね。近くにイングリッシュガーデンもあります。

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こういったコラボ、若い人が文学館に行くきっかけになってとても嬉しいので、ぜひ今後も続いてほしいです。そして、また文アルのコラボもしてほしいと思います…!

企画展、またコラボありがとうございました。

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(追記:編集記録)

・神奈川近代文学さんとの文アルコラボは初めてではなく2回目でした。公開時、誤った情報を掲載してしまい申し訳ございません。(2023年12月13日修正)

「神奈川近代文学館×文豪とアルケミスト」タイアップ|関連情報 - 文豪とアルケミスト - 公式 - DMM GAMES

*1:文豪ストレイドックス:文豪の名前を冠する登場人物が出てくる、異能力バトル漫画。異能力の名前や内容は、文豪の作品がモチーフとなっている。アニメにもなっている

*2:公開時誤った情報を記載していました。初めて→2回目に修正 2023年12月13日修正

図書館LARP「BOOK WORLD」に参加してきました!(2023年10月27日東京都立中央図書館にて開催)

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(*資料の公開については作者の許可済みです。)


本日、東京都立中央図書館で、図書館LARP「BOOK WORLD」に参加しました。

ちなみにLARP初体験、そしてはるばる福岡から参加しました!

 

 

【あらすじ】

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時は1億年後、一度文明が滅び、あらゆる知識や技術が失われてしまった未来。大国「サクラード王国」で、古代に関する建造物、絵画、また自然現象や疫病が流行ったため、古代の図書館(2023年)に転移し、古代の知識を調べてくるというストーリーです。

https://www.libraryfair.jp/forum/2023/918

 

課題には難易度、現在の知識とのギャップ差などの指針が記載され、参加者は受付時に好きな課題が選べました。

ちなみに私は「地面の隆起で現れた島の来歴を調査する」を選びました。(少し難易度高め)

この課題は、3〜4人一組で行われました。

 


午前は、1日の流れ、LARPの説明、アイスブレイク、会場である図書館のオリエンテーション、実際の調査は午後スタートでした。


制限時間は約1時間、まとめる時間が20分、その後各チームからの報告会が各20分です。

 


【調べた手順】※以下、具体的なネタバレ回避

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で、私たちの課題ですが、司令書にその地域の「緯度・経度」が記入されているので、そこさえ特定できれば……という感じでした。

しかし、今回図書館で使えるのは「スマホで調べるの禁止」「使えるのは館内の蔵書検索用(opac)のpc」と制約があり、ググることは不可。

 


なので最初に、1Fの総合受付に行き、司書さんに「緯度と経度から、地域を調べる本はどこにありますか?」と質問し、その本がありそうな場所を教えていただきました。


その後、教えていただいたコーナーの地図を見たり、ゲームの隊長にもアドバイス頂き、なんとか場所を特定できました。

その後は、4人で分担して、事典、県史、地理、自然などから手分けして調査しました。

 

(私は館内にあったパスファインダーも活用しました。丁度その辞典と同じ棚に、良さそうな本が見つけられたので……)

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その後、グループ閲覧室でまとめ作業を行い、私達の班は、地形、歴史、産業、自然、観光情報などを手分けして発表しました。

 


(1時間じゃちょっと厳しいかな……と思いましたが、なんとか調査完了しました。)

 


で!その発表(報告会)なのですが!

 

【報告会の模様】


ちょっと脇に逸れますが、そもそも今回のこのLARPには「未来から調査に来た人」という設定があり、その役柄になりきって話す(必須ではないけど、やってみよう)みたいなルールがありまして。

 


例えばエレベーターが来た時に

A「えっなんだこの箱は」

音声:2回に参ります

B「は、箱がしゃべった!」

みたいな会話が、ゲーム中に繰り広げられるのです。(↑は自チーム)

 


それで、この設定を活かし、最初の発表のAチームから「皆さんご存知の未来はこうですが〜」「古代(2023年)って信じられないことにこうだったんですよ……!」という、自分たちの想像を膨らませて発表する、大喜利が始まったのです。

 


これがとても、とても面白くて。

 


こういうことを発表に入れるのは、別にルールなっているからでないのです。本当に、参加者側から自然に発生したことです。

突然最初のチームから大喜利が始まったのです。

 


ことの起こりはトップバッター、謎の建造物を調査したAチーム。

普通だったら、謎の建造物の建てられた由来、役割を説明するだけでOKなのですが、なんとそこから「私達の未来ではテレパシーを使っていますよね?でも古代の人々は、小さい箱に電波というものを飛ばしていて〜」みたいな独自の未来人的説明をくわえたり、さらに建物について未来視点からの独自の解釈を展開されていました。(私物のパソコンとパワポで、追加の解釈が前に投影されてさらにびっくり)

 


(この時点で、なんて上手い説明の仕方なんだ……!すごいな……!と部屋中に笑顔が生まれ、笑顔の裏で、後半のチームには「やべえ、うちのチーム説明どうしよう」と考え始めます。)

 


続いてBチーム、とある奇病について調べる班でしたが、こちらもすごかった。

 


このチームは動物由来の疫病についての発表だったのですが、

「(私達の未来では)空にドラゴンが飛んでいますよね!」「でもこの卵は生で食べちゃダメなんです!」

 


みたいな、独自でドラゴンを取り入れた発表をされたり(そして、発表者が用意したセカ⚪︎ワのドラゲ⚪︎イも会場に流れる)

 


また、聞いている側からも

「え、うそでしょ!」

「それ私好きなのに!」

みたいな、あたかも未来人らしいリアクションが発生したり。

Aチーム同様、すでに発表者会前に手描きの解説図なども用意されたりもして、とても用意周到。面白かったです……!

 


Cチームは、とある星についての調査でした。

実は、今回、企画者からの設定では、「未来では地動説ではなく天動説が信じられている」というもだったらしく

 


発表者「実は、私たちの地球は、天ではなく地面が動いてるんです!」

聴く側「えっ嘘でしょ……?」「なっ、なんだって……!」

という反応が生まれていました。

発表チームの独自色が出ていて面白かったのは、「実はうちのチーム3人ですが、もともと4人で……というのも、調査時にトラブルが発生してそういう記憶処理を施していまして〜」(多くのチームが4チーム編成だったことに対し、ここ3チームだったことをいかし、ストーリーを生み出して説明)

だったり、

「ちなみにこの時代には、新海誠という監督が作った『君の名は』」という映画がありまして、「ネタバレ、ダメ、絶対」というものがあるので詳しくは言えないのですが、この星は(以下関連を説明)なので、ぜひ見てみて下さい!」みたいな発表で、これまたとても面白かったです。

 


Dチームは、謎の絵画の調査。現代で世界的に有名な絵画でした。

 


で、ここのチームはと言いますと

「私たちの未来では、こういう感じの絵が描かれるものですが!

 


(発表者が描いた棒人間の絵が登場し、会場に笑いが生まれる)

 


この古代の絵画はすごいんです。こういう技法が使われていて〜」

「私たちの未来では、色といったら白黒ですが、この絵画はカラフルで、空はこういう技術で描かれていて〜」

といった、未来の設定を新しく生み出されていて、とても楽しかったです。

 


そしてそして、最後に私たちEチーム。

 


Eチームは海底隆起した、とある島について発表したのですが

 


海底隆起の理由の説明が終わった後、歴史、自然、観光の段になった時に

 


「(未来人の)皆さんは、よく外で鳥を捕まえて空を飛ぶことがあると思うんですが、実はこの鳥、ここで絶滅しかけたことがあって……」

「この島に行く時はですね、乗り物に乗る際、当時「ヒデヨ」という紙が必要だったらしく(ポケットからお札登場)、さらに飛行機で行くとなると「ユキチ」というものが必要だったらしく、古代の皆さんはこれを出す時に渋い顔をされるんですよね〜」

 


みたいな、オリジナルの未来設定や、未来人視点の観光説明が入りました。

 


あっ、私ですか?

 


「私たちの時代では、鉱物といえばオリハルコンが一般的ですが、実は昔この島では⚪︎⚪︎という鉱物が存在し、採取できたそうなんですよね……!」

 


みたいな説明を入れました 笑

 

 

 

以上で、報告会は終了。

 

【感想会と終わりに】

 

最後に、参加者、見学者からの感想会、この企画に関わった方々からの開催の経緯の説明、課題の裏話があり、終了しました。

 


感想会ですが、色々な入り口から参加されているという印象でした。

 


LARPに興味があって、TRPGやマダミスが好きで、図書館総合展からの関わりで、実は本職が司書で。

(ちなみに中の人は、図書館に関係のない、一般企業の会社員なのですが、司書の勉強をしたことがあったのと昔、図書館総合展にいった関係で、メルマガやTwitterから情報得て行きました。)

(旅先で図書館に寄るくらい、図書館好きなので)

(そして図書館総合展は平日開催なので、行きたくてもいけない……)

 


実は、感想会の前後で知ったのですが、私のチームにも本職の司書さんが2名ほど参加していらっしゃったんですよね……!(頭が上がらない)

 


中には、「普段図書館で調べ物をすることがない」という方も参加されていたので、図書館LARPがもっと広がれば、図書館に足を運ぶ人が増えるんじゃないかな……!と感想会で思いました。

特に図書館に興味を持つ若い人、増えて欲しいですね……!

 


個人的な感想としては、楽しかったのが3つあって。1つは、分からないことを周りの人と協力して調べること、2つ目は「どうやって調べる?」「海底隆起ってことは、今は沈んでいる土地?」「未来の土地って標高何メートルだろう」みたいな会話がチーム内で出て来たこと。

そして3つ目。実は私、喋るのも人前で話すのも苦手でガチガチに緊張するのですが、この図書館LARPの報告会の場では、楽しく人前で話すことができたので、とてもいい体験をさせてもらえました。


図書館LARP、ありがとうございました!

またあったら参加したいです……!

【ほぼ1日】文アルの神戸スタンプラリー東西16ヶ所を制覇してきた

急に記録を残そうと思ったのは、タイトル通りだいぶ無茶なことをしてきて、自分でも笑ったためです。

(翌日の仕事中に筋肉痛がじわじわ来ました。)

 

それはさておき。文アルの神戸スタンプラリーとは。

 

中の人は「文豪とアルケミスト」という、「現代に転生した文豪と共に、文学を滅ぼそうとする敵を倒す」というゲームをしています。

 

そのゲームなんですが、たびたび各地の文学館とコラボし、ゲーム文豪のパネルと共に、元ネタとなった史実文豪とその地域との関わりや、関連する作品の解説展示が行われたりします。

 

私も過去にいくつか行っていて、去年の神戸文学館さん初コラボにも行ったのですが

(昨年の展示の画像)↓

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2回目コラボとデジタルスタンプラリー企画があると聞き、滑り込みで行って来ました。

(7月から開催されていましたが、真夏だとかなりきついので見送りました。暑さも落ち着いてきたのでいざ参加!)

 

色々諸事情があって、1ヶ所除いてほぼ1日で回った記録です。

(ただし、コラボ周遊券の市バス&地下鉄をあまり使わなかったので、あくまでも参考までに)

 

●1日目

新幹線で新神戸に着いたのは、15:00過ぎ

 

まず、駅から三宮方面に向かって歩き、1つ目のポイントに到着。

 

1.森鴎外「乙女塚伝承の地碑」(東回り①)

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ここ歩きながら思ったのですが、

新幹線の駅が山の方にあって、市街地(三宮)へ下り坂になっている地形なんですよね。

私にとってはあまり見ない地形だったので、新鮮だなぁと思って歩いてました。

 

異人館(寄り道)

少し遠回りに寄り道して、北野異人館街へ。

長くなりそうなので別記事で書けたら書きます。

 

ちなみにホームズの部屋を再現した部屋がありました。(しかも見学中、ホームズの衣装も無料で借りれる)

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●2日目

JR三ノ宮駅周辺から出発

 

9:30

2.内田百閒「市営地下鉄三宮駅」(西周り①)

少し移動して、GPSチェックインでゲット

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JR三ノ宮→JR元町駅で下車

ここからひたすら徒歩で周る。(結構上り坂が続く)

 

10:02

3.小泉八雲「旧居碑跡」(東周り②)

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10:10

4.田山花袋神戸女学院発祥の地」(東周り③)

石碑自体は学校の敷地内ですが、フェンスの外から見ることができます。

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坂を下って、商店街へ

 

10:24

5.堀辰雄ユーハイム本店」(東周り④)

(開店時間見逃していたので、まだ開いてません)

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アーケードを西に進む。

街灯がかわいい。

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★走水神社(寄り道)

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10:42

6.夏目漱石「亀井堂総本店元町本通店」(西周り②)

ここでお土産の瓦せんべい、バターサンド、クレームパピロンを購入。

 

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チェックのハンカチに包まれた、瓦せんべいが可愛かったので買いました。

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アーケードを出て、ハーバーランド公園方面へひたすら歩く。

 

11:17

7.江戸川乱歩横溝正史生誕の碑」(西周り③)

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(実装しないだろうか……待ってます……)

 

ここから電車で須磨方面へ移動。

 

JR神戸駅→JR須磨駅

 

須磨駅

電車を降りると綺麗な海。

(山育ちなので海にあまり縁がないので余計感動した)

 

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徒歩で須磨寺

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12:16

8.正岡子規須磨寺 正岡子規句碑」(西周り④)

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9.吉川英治須磨寺 源平の庭」(西周り⑤)

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色々なものが祀られていて、見ていて楽しいお寺でした。(ただし、尾崎放哉の石碑は見逃した……)

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個人的に好きだったのは、入り口付近にいた亀(日向ぼっこ中)

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散策後駅方面に戻り、徒歩で須磨浦公園へ移動。

 

移動中の景色、海が綺麗だった。

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13:10

10.井伏鱒二「一ノ谷古戦場跡」(西周り⑥)

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ここで西周りクリアだが、全コンプが目標なので続行。

 

11.高浜虚子「須磨海浜保養院跡」(西周り⑦)

(ここは石碑はないので、代わりに近くにあった「みどりの塔」を)

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徒歩で駅方面に戻る。

今度は、山陽電車須磨駅から魚崎駅

(約40分くらい)

 

13:58  魚崎駅

徒歩で、谷崎邸へ移動

 

14:10

12.谷崎潤一郎「倚松庵」(東周り⑤)

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ここ、ユーハイムもそうですが、前回の文学館の展示でも紹介されていた所ですね。(前回の展示)

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中に入ると居間にテレビがあり、細雪のあらすじアニメと、建物の紹介が流れていました。(約20分ぐらい。めちゃくちゃわかりやすいので、急ぎでなければ見るのをオススメします。)

 

というのも、この建物と、ここに住んでいた谷崎の奥さんとその姉妹が、「細雪」のモデルだったそうで

「この部屋はこのシーンで出てきますよ!」

みたいな説明があり、

「この建物が物語の中に出てくるんだ……」とちょっと不思議な気持ちになりました。

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お手伝いさんが食事を部屋の中に入れる窓が左端にあり。近代的なつくりです。

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ちなみにここに谷崎夫妻が住んだ時、お手伝いさん含めて男性は谷崎1人だったそうです。(ほう……)

 

15:00過ぎに谷崎邸出発。

駅に戻り文学館方面へ移動。

 

魚崎駅から大石駅

 

15:22

大石駅着、文学館へ行く前にバス停へ徒歩で移動。

15分くらいだったか。

 

15:33

13.横光利一 市バス「水道筋一丁目」(東周り⑥)

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ここで東周りコンプリート。

(実は立ち寄らなくても、最後に文学館もチェックポイントなのでミッションクリアはできますが、コンプリートしたかったので。)

 

文学館へはここからバスで移動。

動物園前、下車。

 

15:51

14.徳富蘆花「神戸文学館」(東周り⑦)

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ここで報酬を頂きました。(1日でほぼ東西周ったと言ったら、受付の方に驚かれました。そりゃそうだ。)

 

そして肝心の企画展示。

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会期が今週の日曜なので、展示の中からおすすめのものを一個だけ。

 

特急かもめが神戸を通過する時、神戸駅三ノ宮駅、どっちを通過駅にするか論争起きた時の、百閒先生のアイデア

「神戸と三ノ宮をプラットホームでつないで仕舞いなさい」

というエピソード。

(参考:内田百閒『第二阿房列車』「春光山陽特別阿房列車」)

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ちょっと想像して笑ってしまいました。

雨の日は便利そう。いや便利か?

 

この他にも色々な文豪の神戸にまつわるエピソードなどが紹介されているので、ぜひ行ってみてください! 

 

あとアクスタ撮影用の写真パネルコーナーと、撮影のコツも紹介されていて、担当者さん「理解ってる……」と思うなど。

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閉館が近づいたので退館。

これから残りの2ヶ所に向かいます。

 

徒歩で、近くにある動物園横の「阪急王子公園北」バス停へ。

 

時刻表見たのですが、黒字かどうかの収支の金額載せてるんですね……

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市営バスで摩耶ケーブル下へ

 

17:22

15.泉鏡花 バス停「摩耶ケーブル下」(東周り⑧)

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実は直前の文学館の展示で知ったのですが、

この上に鏡花先生が信仰した、摩耶夫人堂があるそうです。(時間がないのと、行っても参拝時間過ぎてるようだったので今回は断念)

 

(文学館の紹介パネルより)

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これで東はコンプリート。

最後の谷上駅へ向かいます。

 

市営バスで新神戸駅→地下鉄で谷上駅へ

 

18:04

16.幸田露伴神戸市営地下鉄谷上駅」(西周り⑧)

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以上で東西ミッションコンプリートです。

お疲れ様でした。

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元々街歩きするの好きなので、こういったイベントとても楽しかったです。

文学館のなどで展示を見ても、「じゃあこれから紹介されてるところ色々巡ってみよう!」としても場所調べるだけでも結構大変なので……

あらかじめこういったマップがあると行きやすいですね。

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反省点は、あんまり事前計画など立ててなかったので、今後こういったイベントもし参加する時は、周遊きっぷフル活用できるルート決めておきます……

 

ちなみに2日目、2万歩以上歩いてました。(そりゃ疲れる。)

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またコラボしたり、こういった文学館の企画増えて欲しいです。

ありがとうございました!

図書館総合展に行ってきた感想(2018)

この記事は学生さん向けに書いています。

(※この記事は去年参加した執筆者の感想なので、今年とは違う可能性があります。あくまで参考にして下さい)

 

(結論) 

図書館総合展の利点

  • 大学生(特に、司書や図書館関連の企業に就きたい3年生)は、図書館総合展に行った方がいいと思います。就職の選択肢が広がります。
  •  学生ツアーがあるので、初めてでも一人でも安心。
  • 出版社のブースでは、書籍が割引きで買える場合あり。天国かな?
  • ボードゲームで遊べたり(ゲーム部さん)、図書館に関する同人誌が買えたりする(としょけっと)。また古本市もある。そうかここが天国か。
  • 入場無料。一般人でも学生でも誰でも入れる。

(ただし図書館総合展は、企業さんの「展示会」という面もあるため、所々で商談があっています。それを邪魔しないようにしましょう)

 

図書館総合展の不便な点

平日開催で行けない。

 

以下Q&Aのようなもの。

 

Q.学生はどんな服装で行ったらいいか?

A.私服で大丈夫です。スーツの人も見かけましたが、私服の人が多かったです。また、一般の人も多いです。

ただ、11月は日暮れも早く、朝夕寒くなるのでコートなどを着ていくといいと思います。

 

Q.持っていくと便利なもの

A.会場ではチラシやパンフレット類をもらうことが多いです(宝の山だ!)。しかし、ブースを訪問すると、紙袋をもらえるので、たいていの人はそれで足りる人と思います。

しかし、としょけっと、出版社ブース、古本市、キハラさんでお金を使う予定の方は、戦利品購入したものを入れるための袋が必要かもしれません。

あとはお金です。下手すると散財します。

 

Q.食事をする場所は?

A.総合展の中と外にあります。

去年は総合展中央には休憩ブースが設けられ、カレーなどが売られていました。また会場の外にも、パシフィコ横浜内には休憩スペースがあるので、そこで食べるといいと思います。コンビニもありましたよ。

 

Q.1人で行くのが怖い。回れそうにない。どこを見ればいいのか分からない。

A.ツアーに参加されるといいかもしれません。

学生向け、また図書館総合展に初めて来た人向けに、学生ツアーがあります。

引率されているのは、大学の先生です。

企業ブースを5、6か所見て回り、「うちではこのようなことしていますよ」「こんな商品があるんですよ」というお話が聞けます。

去年は、図書館関連企業、新聞社、出版社、学生団体を巡りました。所要時間は、40分くらいだった気がします。 (ただし事前申し込みが必要でした)

話を聞いていると、中には学生ツアーで訪問したことがきっかけで、その企業へ就職された方もいらっしゃるようでした。

参加してみてください。

 

企業ブースに行きづらい時は、ゲーム部さんとか、としょけっとさんに行くといいですよ。ボードゲームでわいわい遊べたり、同人誌が買えます。

あと、出版社のブースは、本が2割引きで買えるのでお勧めです。

古本が好きな人は、古書市へ。

図書館用品のキハラさんでは、「禁帯出」のクッションやバッチが売ってました。(刺さる人には刺さる……!)

日本図書館協会さんではNDCのスマホケースが売っていたようです。

 

Q.周囲に観光するところはあるか?

A.横浜中華街があります。ゴマ団子や大きな肉まんが買えます。

またパシフィコ横浜からは、大きな観覧車が見えます。

 

最後に個人的な感想ですが。

自分が利用しているサービスの企業ブースに訪問したとき、「いつも使ってます」と伝えると喜ばれることがあります。もし心に余裕がある時は言ってみて下さい。

 

以上。

 

加筆修正版あとがき

(2018年のとしょけっとで頒布した「資料探しのコツ」に加筆修正を加えた、「資料探しのコツ 加筆修正版」(2019年)に加えたあとがきです。

  • 11/8(金)頃まで全文公開です。期間が過ぎたら一部削除します。
  • また今年、資料探しのコツの頒布はありません。再版の予定もありません。ご了承ください)

 

 初版、再版以降に、変更点が発生したため、版を変えました。個人的には、コトバンクに精選日国が入ったことと、サリエーリが復刊したことなどです。また、説明不足のところを脚注で補いました。

復刊した改訂増補版『サリエーリ』について。旧版との主な変更点は、①読みやすい文体に修正、②最新の研究を反映、③図版の増加、④あとがきが新版用へ変更、などです。(以下、設定バレ注意)

ゲームをプレイされていない方に向けてもう一度説明しますと、FGOサリエリは、史実サリエリとは全くの別人ですFGOサリエリは「モーツァルトに嫉妬し殺した」という、世間の醜聞が形になったものです。

水谷『サリエーリ』[1]では、ゲームの人物像とは違い、孤児から宮廷楽長まで上り詰めた、一人の幸運な男の人生を読むことができます。またこの本では、後に有名になる音楽家を育てた、良き教育者としての史実サリエリ像も知ることができます。気になった方は読んでみてください。個人的には、人物索引、参考文献、作品目録が70頁もあることが嬉しいです。調べ物に便利ですし宝の山です。[2]

また、この作品を委託させていただきました「としょけっと」のある図書館総合展について。毎年10月~11月に、パシフィコ横浜で開催されている、図書館をテーマにした一大イベントです。図書館関連企業の展示会[3]としての役割もありますが、誰でも入ることができます。(入場無料、平日3日間)

図書館に関する活動に興味のある方へ。図書館に関するフォーラムや、講演などを聞くことができます。

本好き、ゲーム好きの方へ。としょけっと(同人誌即売会)、古書市、出版社のブース(本が割引で買える場合あり)、ボードゲームで遊べるゲーム部さん[4]などもあります。楽しいですよ!

就職活動を始める方へ。図書館関連企業に就職されたい方は、行くことを強くお勧めします。企業の展示会も兼ねているため、BtoBの企業を探すことができます。学生ツアーに参加すると、ブースを周りやすいです。この学生ツアーがきっかけで、出展企業に就職した方もいらっしゃるそうです。[5]

 最後になりましたが、再版希望を下さった方、そしてここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

2019年01月10日 言い出しっぺの人

 

[1] (サリエーリあらすじ)1750年、サリエリはイタリアのレニャーゴに商人の子として生まれました。しかし、14歳になる頃には両親が共に亡くなり、孤児となります。ですが、ここからサリエリの人生に転機が訪れます。

音楽の才を見出されたサリエリは、宮廷音楽家・ガスマンと出会い、師事することになります。そして、その師をきっかけに、宮廷とも関りを持ちます。当時の神聖ローマ皇帝・ヨーゼフ二世は、サリエリの才能を大層気に入り、彼を宮廷室内作曲家として登用しました。最終的に、サリエリは宮廷楽長のポストまで上り詰めます。

(当時、宮廷の役職に就くには、宮廷や貴族のコネが必要でした。同時代の音楽家モーツァルトは、このコネがなかったためになかなか就職することができませんでした。)

[2] また宝具(ゲームの必殺技)の由来になった言葉も書かれています。(新版p300)あと、ヨーゼフ二世が強いです。サリエリが「給料の額が原因で、恋人との結婚を反対されている」という話を聞いた皇帝は、なんとサリエリの給料を上げ、結婚を後押ししてくれます。繰り返しますが、彼は当時の神聖ローマ皇帝です。陛下なにしているんですか。

[3] この本で紹介したサービスの運営元(例:国立国会図書館など)や企業さんが、数多く出展されています。ブースで「このサービスいつも使ってます!」と伝えると、喜ばれることも。(※来場の注意:会場の至る所で、企業さん同士の商談が行われています。邪魔しないようにしましょう。)

[4] 近年、ボードゲームTRPGを企画する図書館が増えています。また、ゲームを図書館の収蔵対象とする考え方も出てきています。詳しくは、井上奈智・高倉暁大・日向良和編著『図書館とゲーム』日本図書館協会(2018)をどうぞ。

[5] 自分は地方在住だから行けないと思ったそこの方。作者も地方の人間ですが、飛行機の格安便や、高速バスの乗り継ぎで行き来できました。三日間とも平日なので、社会人になると行くのが難しいです。学生の内に行くことをおすすめします。

再販を明日4/22から再開します。

お世話になっております。

大変長らくお待たせしておりました、資料探しのコツの再販を、明日4/22 21:00から再開します。

https://shiryo3gashi1963.booth.pm/

完売した場合は、作者の手元に小数部ありますので、そちらを自家通販致します。

それも無くなった場合は、プリントオンデマンドのURLを公開します。

遅くなってしまいましたが、どうぞよろしくお願い致します。

【お知らせと必読注意】通販を本日2/20 22:00より再開します。

お待たせしておりました、『資料探しのコツ』の通販を再開いたします。

2/20(水) 22:00〜

https://shiryo3gashi1963.booth.pm/

(商品はまだ非公開です。)


※注意事項

(商品ページにも載せますが、必ずお読み下さい)

作者の不備で、章扉の周りに白い余白が生じ、目立つことがあります。

気にならない方だけ、購入をお願い致します。

( booth通販では、 boothさんが認めた場合を除き、原則返品不可になっております。ご注意ください)

白い余白が目立つ、見栄えが悪い、思っていた内容と違うetcという理由で返品返金を承ることはできません。

出来るだけいいものを作ろうと再販の度に手を加え、試行錯誤を繰り返してはいます。

しかし作者は素人で、かつ趣味で作成しております。

申し訳ございませんが、完璧なものを作ることはできません。

ご理解の程お願い致します。

↓(作者が気にしている、余白の確認用画像)

https://mobile.twitter.com/siryo3gasi1963/status/1097863912245080064

↓(内容サンプル)

https://shiryo3gashi.hatenablog.com/entry/2019/02/08/225753


https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=71464483


お待たせしてすみません。

どうぞよろしくお願い致します。