本好き某の備忘録

同人誌の告知、正誤表、内容更新、本・図書館などのあれこれの記録など

『資料探しのコツ』試し読み(終了しました)

お待たせしております。

『資料探しのコツ』の再版についてですが、冬コミによる入荷数増加の影響で遅れております。

去年、1月中旬以降と予告しておりましたが、遅くなってしまい申し訳ございません。

最大入荷予定日は、2月13日です。

 

再版が始まるまで、こちらの方に試し読みを置いておきます。

資料探しのコツ試し読みpdf Googleドライブ(終了しました)

 

(※ダウンロードはできません)

再版が始まり次第、非公開にするつもりです。

図書館の検索って、こういうものなんだな、と知っていただければ幸いです。

 

入荷情報が欲しい方は、ショップのフォロー、またはTwitterのフォローを推奨しています。

ああだこうだ - BOOTH

ああだこうだ@入荷作業中→固定 (@siryo3gasi1963) | Twitter

 

お待たせしてしまい、大変申し訳ございません。

今しばらく、お待ちください。

 

書店流通の仕組みについての本

書店流通の仕組みを知りたい方へ、勉強したい方へ。

 

『出版メディア入門』

calil.jp

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出版メディア入門 第2版 - 書籍横断検索システム

 

『HAB本と流通』(2016)

注文について - H.A.Bookstore-本屋/取次/出版

HAB本と流通―Human And Bookstore - 書籍横断検索システム

 

ブックオカ『本屋がなくなったら、困るじゃないか: 11時間ぐびぐび会議 (棚ブックス)』

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本屋がなくなったら、困るじゃないか: 11時間ぐびぐび会議 (棚ブックス) - 書籍横断検索システム

 

「出版社取り寄せに2週間かかる?

なら自分でAmazon使うわ」

そう言われるのを何度も見たことありますし、それは仕方がないことだと思っています。当たり前じゃないですか。Amazonに頼めば、本が翌日に届く時代です。中の人も、急ぎであればネット通販を使ったことがあります。

取次さんにあれば、3日から1週間で届きますが、出版社から取り寄せた場合、最低でも1週間、最大2週間かかります。

「え、2週間? この平成のご時世に?」はい。しかも、その平成も終わろうとしています。

どうして2週間もかかるかは以下ツイート参照です。

https://twitter.com/siryo3gasi1963/status/1069598689855860737

 

このツイートは、クリスマス前だからという理由でしましたが、年末だから2週間かかるのではありません。地域にもよりますが、1年中、取り寄せにはこれぐらいの時間がかかります。

それを告げると、「ならもういいです」と言って帰られる方は何人もいます。ずっと見てきました。

 

書店側は、物流事情を変えることはできません。すみません。なので、自分のやりやすい方法で、本を注文してください。物流事情を一般人(中の人含む)がどうこうすることはできません。

もし、できることがあるとすれば、上記に挙げた本などを読んで、流通事情を知ってくださること、ですかね。

問題があることを問題だと思わなければ、何も変わらないまま時間だけが過ぎていきます。関心を持つこと、それに対する知識を得ること、意見を出してみること。そして、誰かに話してみること。

知らないままでいるより、知ってくださると、また別の誰かが困らずに済むと思っています。中の人からは以上です。

 

本を読んだり、調べたり、意見を出したりして下さい。

 

書店注文フローチャート(発売済みの本)

フローチャート

 f:id:shiryo3gashi1963:20181209223243p:plain

 

①簡単な方法

book.tsuhankensaku.comネット書店、一般書店で取り寄せられるか調べられます。 

 

(書店で買う)

・本の入手の方法

 

1.流通しているか調べる。

Books.or.jp 【本をさがす】

 

2.書店で買いたい

a.書店に行く前に、在庫確認をしてみる。

書籍横断検索システム - 本や古本の価格・在庫情報を一括検索!

honto(丸善ジュンク堂系)、TUTAYA紀伊国屋HMVなどの大型書店は、在庫確認ができます。他にも、ネットで在庫確認ができる書店はあるので調べてください。

 

b.電話で在庫確認してもらう。

c.店頭で在庫確認してもらう。

行って「なかった!」となるくらいなら、電話で。

ちなみに全ての書店に、在庫検索システムはないです。

 

d.ネットで注文し、店頭で受け取る。

オンライン書店e-hon : 本 コミック 雑誌 通販

オンライン書店Honya Club.com

honya Club(日販)、e-honトーハン)は、取次(書店の問屋)さんがやっているサイトです。

 

お近くに加盟店があれば、このサイトで注文し、店頭受け取りをすることができます。

大学生協も加盟店だったりします。

e-hon加盟店

e-hon 書店ネットワーク

・honya Club加盟店

店舗一覧(都道府県選択):オンライン書店Honya Club com

 

また、ジュンク堂紀伊国屋などのサイトでも、店舗受け取りができます。

(以下リンク先の書店参照)

書籍横断検索システム - 本や古本の価格・在庫情報を一括検索!

 

3.書店行ったけど「取り寄せできない」って言われた。

理由①絶版・品切れ重版未定など

取次(問屋)にも、出版社さんにも在庫がない状態です。

絶版は、今後一切重版されることはない本です。

品切れ重版未定は、重版される可能性はゼロではないですが、それが一か月後になるか、数年後になるか分からない本です。

今すぐ欲しい、という場合には、注文を受けられません。在庫がないので。

 

②取引してない出版社

ごめんなさい。書店は、すべての出版社と取引しているわけではないのです。

その際はネット通販使ってください。

ただ、出版社のサイトから直接注文できる場合があります。

 

新刊の予約はまた別の話になるので、取り急ぎ既刊本の注文だけ。

 

 

 

論文の探し方、取り寄せ方(少しだけ)

※リンク先のpdfは、場合によっては非公開にすることもあります。pdfのコピーとダウンロードはできません。

2018/12/05 ①学内雑誌記事の探し方の誤字を修正しました。

 

・学内の雑誌記事・論文の探し方

①学内雑誌記事探し方(修正済).pdf - Google ドライブ

 

CiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所

 

 例)川村湊「少年探偵団」の謎 (江戸川乱歩の魅力--生誕100年<特集>) -- (作品の世界)

CiNii Booksへ飛んで、学内にあるか調べてみてください。

CiNii 論文 -  「少年探偵団」の謎 (江戸川乱歩の魅力--生誕100年<特集>) -- (作品の世界)

 

・CiNii→国会図書館デジタルアーカイブで見れる場合もあります。

国立国会図書館デジタルコレクション

 

公開範囲は三種類です。

・インターネット公開(誰でも見れる)

・図書館送信資料(一部の図書館に行けば見れる)

国会図書館内限定

 

(公開範囲「図書館送信資料」を閲覧できる図書館)

国立国会図書館デジタルコレクション - 図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧

※ただし、ここに掲載されていない図書館でも、利用できるところもあります。

詳しくは、お近くの図書館へお尋ねください。

 

論文複写(コピー)の取り寄せ方について

大学図書館を通じての論文の取り寄せ方は、大学図書館に聞いて下さい。

・論文の取り寄せにかかる時間は約一週間です。(ただ、混みあったらそれ以上に時間がかかるかもしれません)

国会図書館へ複写申請のやり方

②国会図書館文献複写 やり方.pdf - Google ドライブ

・とにかく、困ったら図書館に相談へ

 

 

本来ならば、このような記事が書かれることは不要なはずですが、

卒業論文を提出する時期になって

「論文ってどう探せばいいの?」

「論文って、どうやって取り寄せたらいいの?」

という学生が多いので、置いています。(読みにくいかもしれませんが)

pdf①は、先の同人誌の一部を、順序を変えてくっつけたもの

pdf②は、同人誌を書いているときに没にしたページです。

ダウンロードとコピーはできない仕様で公開しています。

 

 

学生さんへお願い

 資料探しても見つからない場合、図書館のカウンターに相談にいって下さい。

図書館司書は調べ物のお手伝いをする、「レファレンス」という業務があります。

お願いします。自力で何とかしようとしないで。

専門外の資料を探すときは、学内の、その分野に詳しい先生に相談しに行くという手もあります。

あと、先生が怖くても、研究が進んでいなくとも、研究室に相談しに行くこと。

 

 「こんなの、基礎中の基礎でしょ?」と思われた方へ

すべての学生が、「論文の所在を探す」「取り寄せる」、これらができるとは思わないで下さい。

例えばCiNiiで論文を検索できても、所在の調べ方、取り寄せ方まで知らない人がいます。(しかも、4年生の卒論の提出間際の時期に)

また、CiNii以外に論文検索できるサイトを知らないこともあります。

放っておいても、学生が図書館に行き、相談するとは思わないでください。

(本来ならばそれも研究の一環で、自分でやるべきことなのでしょうが、知らない人は知りません。やる気がないからやらないのではなく、手段を知らないからできません。)

「1年生の時に、図書館のガイダンスでやったでしょ」などと放置せずに、

できれば4年生4月までに、論文の探し方・取り寄せ方の指導が、あってほしいと思います。

  

 

参考文献について(また再版について)

・参考文献について

 再版までに調べ物で困ったことがあったら、下記の本を読んで、

自分で勉強してください。

 

(主要参考文献)※特に、入手可能なもの

伊藤民雄、実践女子大学図書館『インターネットで文献探索』日本図書館協会(2016)

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大橋崇行 著/小曽川真貴 監修『司書のお仕事 お探しの本は何ですか?』勉誠出版(2018)

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中島玲子・安形輝・宮田洋輔『スキルアップ! 情報検索―基本と実践』日外アソシエーツ(2017)

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松本勝久『情報検索入門ハンドブック、web、図書館の利用法』勉誠出版(2008)

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毛利和弘『文献調査法 : 調査・レポート・論文作成必携 : 情報リテラシー読本 第7版』日本図書館協会(2016)

 

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(参考文献)

佐藤望 他編『アカデミック・スキルズ 第2版』慶應義塾大学出版会(2012)

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読書猿『問題解決大全』フォレスト出版(2017)p101

 

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(公開理由について)

・再版までに時間がかかる

・書いた人間は、ただの素人

以上の点を踏まえ、執筆に使った参考文献を公開してます。(入手可能を中心)

これらの内容が理解できる方は、今回の本は物足りないと感じるかもしれません。

また、調べ物に困ったことがあったら、図書館のカウンターに行ってください。

特に、卒論書いている大学生は、困ったらすぐに行ってください本当に。(レファレンスお願いします、と言うと、調べ物の相談に乗ってもらえます)

また、下記のリンクを使ってください。(使い方分からない時は、自分でヘルプを見るか、司書さんに聞いて下さい)

 

調べ物に困ったら

サーチナビ 

rnavi.ndl.go.jp

 

レファレンス協同データベース

crd.ndl.go.jp

 

・再版について

ただいまboothさんの方で、商品を非公開に設定しています。

入荷情報の欲しい方は、ショップのフォローをお願いします。

ああだこうだ - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)

 

(注意)

再開は1月の下旬以降としていますが、もっと遅くなるかもしれません。

それでも待てる方は、どうぞよろしくお願いします。

また、様々な点を変更する予定です。

それでも良ければ、お待ちください。

 

(作者について)

図書館情報学や、レファレンスの専門家ではありません。また、司書ではないですし、司書として働いたこともありません。そこら辺を歩いている、通りすがりの一般人です。内容には期待しないで下さい。

 

(内容)

人文学、特に国文学系に特化していますが、誰でも読めるような内容にしたつもりです。

 

(連絡)

しばらくTwitterを留守にします。ただ、DMやマシュマロが来たら、通知が来るようにしています。そちらをご利用ください。また、本を買われた方は、巻末のメールアドレスもご利用ください。shiryo3gashi1963(アットマーク)gmail.com

(アットマークを@へ変えてください)

 

また、本の感想やご指摘お待ちしています。特に、専門家の方や、司書の方。様々な方の意見を聞きたいです。専門外のことは書けませんが、執筆の際に反映します。

docs.google.com

 

マシュマロ

t.co

 

 

それでは失礼します。

 

 

『資料探しのコツ』通販開始しました。

2018年10月30日~11月1日、図書館総合展内「としょけっと」に委託しておりました、『資料探しのコツ』の通販を開始しました。

 

・サンプル

twitter.com

 

変更点

・誤字脱字訂正、一部脚注にて情報追加

・価格800円→920円

・表紙PP加工

(理由)

・背表紙付近のトナー剥がれの恐れ

・表紙の耐久性の向上

 

表紙のPP加工については、すみません。追加しました。

理由は二つです。

一つ目は、初版と同じ表紙だと、表面に傷がつきやすい、背表紙の角の強度が弱いと気付いたためです。

二つ目は、配送の際に万一のことがあるからです。(折れ曲がってしまう、など)

そのため表紙の強度を上げる、という措置を取りました。

 

頒布時よりも価格が上がってしまいますが、ご理解ください。

 

(今後について)

今のところ何かのイベントに参加、委託などは未定です。

 

(同人誌について)

・紹介しているサービスの大幅な変更等があれば、現在の分はそれで終了する予定です。(新版が作れるものなら作りたい……)

・新版は文字組、行間、フォント、デザインを改良したいです。

 

・今回の本で削ったページが30ページほどあるので、何らかの形で公表したいです。

・リサーチマップ、新聞データベースなど、他にも紹介したいものがあったことに、入稿してから気が付きました。

図書館総合展に行ったとき、執筆時に分からなかったことを、担当者の方に直接質問できました。新版書くなら盛り込めれば、と。ジャパンサーチなど、新サービスも登場するようなので。

・今回は契約データベースなども紹介しましたが、今後、中の人の事情で使えなくなるものがあります。サービスの特徴は紹介できますが、検索例は削る予定です。

 

とはいえ、続くかどうかは神のみぞしるところです。

 

・今回の本は、大学生向けに書きました。一般の人にも使えるようには書いたつもりですが、難しいですね。結局有料データベースなどは、大学や機関に所属している人しか使えないので。卒業すると使えなくなってしまう。

大きな公共図書館であれば、契約しているところもありますが、全員それを使える環境にいるとは限らないので。

大学院に行けなくても、企業で働きながら自分の好きな研究ができる、ということができればいいのですが。学びたいときに、誰もが学べる環境、調べたいことを調べられる環境があればいいのに。もっと、誰でも使える、一般向けの本を書けたらいいな。

 

【脱線】

独学について。この本のp56、93で、読書猿さんという方のブログを紹介しています(ファンだから、絶対紹介したかった)その方が、『独学大全』という本を出される予定だそうなので、読みたいです。

 

・この本を書いた目的は、中の人も正直把握できていません。(書いた本人なのに)

 

「便利な調べ物のサービスがこの世にあること、それをもっと知ってほしい。というか、もっと早く知りたかった。1年生の時とかに」

「けど、それを紹介するためのいい本がない……。サービスの仕様はすぐに変わってしまうから、そういった本はあんまり書かれないと聞いたなぁ……。なら自分で書こう。同人誌なら、それができるかもしれない」

「これからレポートや卒論を書く、後輩たちの役に立てれば」

 

「とはいえ、名前を紹介しただけでは『え、なにに使うの?』となるから、具体例を載せて紹介しよう。こんな時に、こんな人に使えるよ」

「契約データベース高いよ! 実はうん十万円するよ! 使わないと切られてしまうよ」

「図書館OPACGoogleじゃない」

「レポートの本は早めに借りよう」

レファ協とリサーチナビという、調べ方の調べ方を探せるツールがあってだな」

「CiNiiやNDL-OPACの検索結果、ダウンロードできるって知ってた?」

「論文探すのはCiNiiだけじゃないんだよ! 他にもあるよ。検索結果それぞれ違うよ!」

「本の横断検索もだよ。図書館OPACに所蔵していても、カーリルには出て、CiNii Booksに出ないデータがある」

「地方の書店は品揃えがつらい」

「出版社からの取り寄せは2週間です」

「NDLサーチは洋図書の検索が難しい」

サリエリの資料下さい」

 

何が何だか。

中の人は、別に企業の回し者ではないですし、趣味で書いた本です。

趣味だから同人誌です。きっと。

何かのお役に立てれば幸いです。

欲を言うなら、もっとこういう本が増えたらいいなと思っています。

 

感想・ご質問があれば、感想フォームかマシュマロで、お気軽にどうぞ

特に感想がとても気になるので、ぜひ下さい。

 

マシュマロ

ああだこうだにマシュマロを投げる | マシュマロ

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『資料探しのコツ』再版アンケート(図書館総合展「としょけっと」頒布)

『資料探しのコツ』、再版&通販予定です。

『資料探しのコツ』について

→『資料探しのコツ』第一版 正誤表等について - ああだこうだの資料室
https://shiryo3gashi.hatenablog.com/entry/2018/11/01/233753

 

(配送について)
・BOOTH(匿名配送)
・倉庫発送(ネコポス 送料400円の予定
・通販開始は12月頭になる恐れあり。(再販・搬入・手続きに時間がかかります)
入荷情報が欲しい方は、boothかtwitterのフォローをお願いします。
(BOOTH)https://shiryo3gashi1963.booth.pm/
Twitterhttps://twitter.com/siryo3gasi1963

(作品について)※変更点あり
・「としょけっと」で配布した作品の、誤字などを訂正したもの。

・価格 800→900~1000円に変更予定。
(理由)イベント頒布時よりも発行部数が少なくなり、一冊の単価が変わるため。

・表紙の材質が変わります。(PP加工)
理由:
①背表紙付近のトナーが剥がれる恐れがあるため
②耐久性の向上

それでもよろしければアンケートに回答お願いします。
回答は一回のみです。

 

アンケートをしていますので、ご回答ください。

よろしくお願いします。

 

docs.google.com

 

告知ツイート

twitter.com