書店流通の仕組みについての本
書店流通の仕組みを知りたい方へ、勉強したい方へ。
『出版メディア入門』
『HAB本と流通』(2016)
注文について - H.A.Bookstore-本屋/取次/出版
HAB本と流通―Human And Bookstore - 書籍横断検索システム
ブックオカ『本屋がなくなったら、困るじゃないか: 11時間ぐびぐび会議 (棚ブックス)』
本屋がなくなったら、困るじゃないか: 11時間ぐびぐび会議 (棚ブックス) - 書籍横断検索システム
「出版社取り寄せに2週間かかる?
なら自分でAmazon使うわ」
そう言われるのを何度も見たことありますし、それは仕方がないことだと思っています。当たり前じゃないですか。Amazonに頼めば、本が翌日に届く時代です。中の人も、急ぎであればネット通販を使ったことがあります。
取次さんにあれば、3日から1週間で届きますが、出版社から取り寄せた場合、最低でも1週間、最大2週間かかります。
「え、2週間? この平成のご時世に?」はい。しかも、その平成も終わろうとしています。
どうして2週間もかかるかは以下ツイート参照です。
https://twitter.com/siryo3gasi1963/status/1069598689855860737
このツイートは、クリスマス前だからという理由でしましたが、年末だから2週間かかるのではありません。地域にもよりますが、1年中、取り寄せにはこれぐらいの時間がかかります。
それを告げると、「ならもういいです」と言って帰られる方は何人もいます。ずっと見てきました。
書店側は、物流事情を変えることはできません。すみません。なので、自分のやりやすい方法で、本を注文してください。物流事情を一般人(中の人含む)がどうこうすることはできません。
もし、できることがあるとすれば、上記に挙げた本などを読んで、流通事情を知ってくださること、ですかね。
問題があることを問題だと思わなければ、何も変わらないまま時間だけが過ぎていきます。関心を持つこと、それに対する知識を得ること、意見を出してみること。そして、誰かに話してみること。
知らないままでいるより、知ってくださると、また別の誰かが困らずに済むと思っています。中の人からは以上です。
本を読んだり、調べたり、意見を出したりして下さい。